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シニア起業事始 #1(登記)

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2021年12月2日、法務局湘南支局へ行って会社設立のための登記申請書を提出してきました。
この日は前から読んでも後ろから読んでも20211202。記念日には相応しいかなあと。

これから起業したいという方もおられると思うので、自分の起業の経験を少しずつブログにアップしようと思います。

私は会社を今年の10月15日に56才最後の日に定年まで後3年を残して早期退職したわけですが、起業のしかたって学校でも会社でも教えてくれないので自分で調べるしかありません。「起業の手続きって難しそう」「外部の専門家にお願いしないとできないのでは」と思われる方も多いと思いますが(私もそうでした)、今回自分でやってみての結論は、

簡単だし自分でできる

です。でも、数年前だったら難しかったかのかも知れません。今はクラウドサービスが会社の立ち上げをサポートしてくれるので、自分で簡単にやれてしまうわけです。いやー、本当に便利な世の中になったものです。

今回私が使ったのはクラウドの会計ソフトで有名なfreee。
まず、下記のサイトで会社設立に関するいろんな基礎知識がわかりやすく解説されていて、これを読むと会社設立の一通りのことが理解できます。
https://www.freee.co.jp/kb/kb-launch/

そして、会社設立の手続きができる「freee会社設立」。このクラウドサービスが本当に優れものでした。
https://www.freee.co.jp/launch/

記載されているステップに従って記入していくと、定款・登記に必要な情報がまとまっていき、会社の印鑑も発注でき(しかも4、5日で届きました)、あれれっという間に定款、必要書類ができてしまいます。簡単すぎて「本当にこれで大丈夫なんだろうか」と思ってしまうくらい。とてもいいシステムで、自分は迷うポイントがありませんでした。

私の場合は合同会社にしたので本日登記の手続きに提出した資料は、

①定款(電子ファイルを自分でCD-Rに焼く必要はあります)
②合同会社設立登記申請書
③登録免許税納付用台紙
※6万円の収入印紙を法務局で買って貼ります
④本店所在地及び資本金決定書
⑤就任承諾書(代表社員)
⑥印鑑証明書(個人の)
⑦払込を証する証明書
※資本金を一つの銀行(個人の口座)に振り込み、通帳の表紙、裏表紙、振込明細ページをコピー
⑧OCR用紙
⑨印鑑届出書

です。
難しそうに感じますが、⑥⑦以外はfreeeのシステムが自動的にPDFを作成してくれるので、やることは出力するだけです。
ちなみに今はプリンタを持っていないので(買わないと)、プリントはセブンイレブンのネットプリントを使いましたがこちらも簡単で便利でした。

法務局では軽く必要書面があるかどうかをチェックされて、登録完了予定日(1週間後)を伝えられて終了。拍子抜けするくらいすぐに終わります。

起業を考えている方の少しでも参考になれば幸いです。