この写真は親戚からデジタイズするために預かった100年前のご先祖様の写真。
色々なサイズの写真がアルバムにちゃんと整理されていて、豊かなフォトライフを送っていたように感じます。
一方で左の写真。これは3年前に父が亡くなった時に実家の物置きや押入れから掘り出した写真たち。
この後、母がコツコツと整理してかなり片付いてはきたもののまだたくさんあって、「この後どうしよう」と母から相談を受けています。
100年前の方が写真がちゃんと資産になっている。
今はほとんどの家庭が、
・フィルム時代の写真は、押入れや物置きの中で未整理のまま
・デジタル時代の写真は、パソコンやスマホの中で未整理のまま
という状況なのではないでしょうか。
なんで家庭の写真が未整理でグチャグチャになってしまったのか。
それは、チコちゃん風に言うと、
技術が進歩して世の中が便利になったから
というのが私の見解です。
一体どういうことなのか、次回は写真の歴史を振り返って、そのことを書きたいと思います。