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シニア起業事始#4(登記後の手続き:その2)

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法務局で手続きを終えたら、税務署に行きます。ちなみに税関係では法人税を管轄する税務署以外に、地方税を管轄する県の税事務所、市の税の窓口の3箇所に届けを出さなければなりません。同じような書類を出すので一本化してもらえるといいのですが。

税務署には
・法人設立届出書
・青色申告の承認申請書
・給与支払事務所等の開設・移転・廃止届出書
・源泉所得税の納期の特例の承認に関する申請書

という書類を出します。これもfreeeの会社設立ソフトが自動的に作ってくれるので出力した書類を持っていくだけです(会社の実印は押しておきます)。書類は「正」だけでなく「控」も窓口に提出します。すると「控」にハンコを押して戻してくれます。書類さえ揃っていれば手続きにかかる時間は1、2分です。

その後に行った市の税の窓口も書類を窓口に出したら「はいはーい」って感じで控にハンコを押してくれて呆気なく終了。私の前の人は「控」を持って行かなかったので手間取ってました。「控」をくれぐれも忘れないように。

その次は年金事務所。
年金事務所では事業者としての登録と従業員としての登録の2つをやる必要があります。会社を辞めた段階で厚生年金から国民年金に切り替えましたが、今度は国民年金から再び厚生年金へ。健康保険も前の会社の健康保険を退職後も継続していたのですが(2年間延長できるのです)、それを協会けんぽ(中小企業向けの健康保険組合)に切り替える手続きをします。

サイト等には「年金事務所には事業開始の5日以内に行くように」と書かれていますが、そもそも事業開始が何を指しているのかよくわからない。事業開始が登記日とすると5日以内では登記謄本が発行出来ないので手続きのしようがないし。。。なんだかこういうモヤっとすることが手続き上でポツポツあるし、提出書類もいろんな窓口にバラバラと出さねばならないし、こういうところが起業を難しくしているんだろうな。縦割りなので、多分誰も直そうとしてない気がするし。

最後の手続きは法人口座の開設。地元の地銀にするかネット銀行にするか悩みましたが、結局手数料の安いPayPay銀行にしました。

これで起業絡みの手続きは全て完了(のはず)。合同会社でひとり会社だったので、株式会社だったり人を雇ったりする場合はまた少し違うと思います。今回、すべて自分でやりましたが、それもfreeeがないと出来なかった。ほんと、freeeさまさまでした。