写真をカタチにするお手伝いをします

写真整理#13(データ化する方法)

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ここからはフォルム時代の写真をデータ化する方法について書きたいと思います。
※データにする気はないという方の写真整理方法については後日述べたいと思います。

フィルム時代は撮影したものが全てプリントされました。念のため2枚撮ると2枚ともがプリントされますし、失敗写真もプリントされてしまいます。そして、案外そういう写真も捨てられずに残っています。

なので、テータにする場合には全ての写真をデータ化する必要はないと思います。
かと言って、厳選しすぎる必要もない。

まず写真を見返してみて「残しておきたいなあ」と少しでも思うのであれば、あまり悩まずにデータ化するのがいいと思います。悩むとそこで手が止まってしまうので。

データ化は、自分でやるか、人に任すか、の選択肢があります。

自分でやる場合は、スキャナーが必要になります。スキャナーにもフラットベットタイプのもの(最近はホームプリンターにも付いてます)、オートフィードタイプのもの等いろいろありますが、私はPFUのオートフィードスキャナーが品質と作業性の観点からお勧めです(PFUにもいろいろな種類のスキャナーがあります)。
https://www.pfu.fujitsu.com/direct/scanner/

ただ、オートフィードスキャナーの場合、貼るタイプのアルバムだと写真をアルバムから剥がす必要があります。

また、バラ写真を数枚だけスキャンしたいというレベルであれば、セブンイレブン等のコンビニのマルチコピー機を使う手もあります。ただ、枚数が多い場合はあまりお勧めではありません。
https://www.sej.co.jp/services/popup/svflow_scan.html

人にお任せしたいということであれば、写真店等で対応してくれるところを探すことになります。業者によってやれること、価格、納期の差がかなりあるので事前に調べた方がいいと思います。

ちなみに吉村寫眞商店では、ポケットアルバム、貼るタイプのアルバム、バラ写真のいずれでも写真1枚ごとにスキャンしてデータ化します。写真を剥がさずにスキャンしますので、ポケットアルバムでも貼るタイプのアルバムでもバラ写真でもそのままお送り頂ければ結構です。スキャンする必要がない写真にはマスキングテープや付箋を上から貼っておいていただけると助かります。詳しくはメールや電話でやり取りしながら進めさせていただきます。

あと、自分でやるにしても人に任せるにしても、スキャン作業順に画像データに番号がつくので、あらかじめ順番を決めてからスキャンした方がいいと思います。ただ、あまり厳密にやろうとすると作業が滞るので、ざっくりでいいかもしれません。

データはパソコンでフォルダーを作って管理します。フォルダーは大分類を「年」、小分類を「月」など年代別に仕分けをすれば、全てのデータが時系列に並んで探しやすくなります。

画像データはハードディスクとクラウドサービス(ICloudやグーグルフォトなど)の複数箇所に保存しておくのがいいと思います。ハードディスクもいつかは壊れますし、クラウドサービスも未来永劫続くとは限りませんので。

デジタルで画像を管理するのに簡単に使えて便利なツールとしてバッファロー社の「おもいでばこ」という商品もあります。これについては後で詳しく紹介したいと思います。
https://omoidebako.jp/